お知らせ
第31回宮城眼科先進医療研究会開催のお知らせ
日時: 平成29年5月10日(水) 19:00-20:00
場所: 東北大学 医学部 1号館1階 第一講義室
座長: 國方 彦志 先生
演者:東京医科大学臨床医学系眼科学分野兼任教授 毛塚眼科医院院長
毛塚 剛司 先生
「ぶどう膜炎のみかた ―間違えないためのレシピ―」
抄録
ぶどう膜炎はその原因となる疾患も多く、苦手意識のある方も多いと思います。最近では微量検体の解析や画像診断の進歩により、原因不明のぶどう膜炎の割合が減少してきました。しかし、ぶどう膜炎診療に習熟すれば、眼科一般臨床医が行う通常の検査のみでかなり原因疾患を絞り込めます。ぶどう膜炎の診断には、まず非感染性か感染性かを見分けることがファーストステップとなります。感染の否定は、ぶどう膜炎の治療でステロイド内服が可能かどうかを確かめる大事なステップとなります。感染症ならば、その感染症がウイルスか真菌か細菌かを見極め、非感染性ならば胸部、皮膚、神経などの臓器と関連がある病態か探ることになります。本講演では、ぶどう膜炎診療の手順を具体的に示しながら、皆様に伝えていきたいと思います。
会員の皆様是非ご参加ください。
2017.05.01|
宮城眼科先進医療研究会