研修医・千賀先生の1週間
こんにちは。研修医の千賀です!
私は令和2年に山形大学医学部を卒業し、仙台市立病院で初期研修を行いました。
そして令和4年東北大学眼科に入局しました。
今回は、私の研修医としてのリアルな1週間をご紹介します!
月曜日:外来処置係

週の始まりは、外来での処置業務からスタートします。
● 蛍光眼底造影検査
● 硝子体注射の前処置
● 治療用コンタクトレンズの装着・取り外し
● 涙液分泌機能検査
● Bモード超音波検査など
眼科の基本的な手技を実践的に身につけるチャンスです。丁寧に教えてくださる先生方のおかげで、毎週確実にレベルアップしている実感があります。
火曜日:手術室の日

この日は手術室に入る日です。手術の助手や外回りの準備などが主な役割で、流れを読みながら、手術がスムーズに進むように全力でサポートします。
あらかじめ豚眼実習でしっかりと訓練を積んでおり、白内障手術の手技も実際に学ぶことができます。
「自分の手で人の視力を守る」――そんな感覚に近づいていく日でもあります。
水曜日:神経眼科外来

午前は神経眼科外来を担当します。自分で診察し、必要な検査を組み立ててから上級医にプレゼンし、治療方針を相談します。研修医でも責任を持って診療に関われるのは、常に質問しやすい雰囲気と丁寧な教育体制があるからこそ。
また、専門外来は2〜3か月ごとのローテーション制なので、1年間で角膜・緑内障・網膜・ぶどう膜・神経眼科など、幅広い分野をバランスよく学べます!
木曜日:総回診 & 外来処置

午前中は総回診。教授や各分野の専門の先生方に、担当患者のプレゼンを行います。
難症例では、診断や治療について活発な議論が交わされ、教科書では学べない“生きた知識”が飛び交う刺激的な時間です。
午後は再び外来での処置係として手技を担当し、知識を実践に落とし込む貴重な経験を重ねていきます。
金曜日:関連病院での出張

この日は関連病院への出張。
新しい環境で異なるスタイルの診療や手術に触れることができ、自分の引き出しを増やす絶好の機会です。
右の写真は病棟での一コマ。困ったときは先輩医師がいつでも優しくサポートしてくれるので、安心して学ぶことができます!
オンとオフの切り替えも大切に

東北大学眼科では、医局の外でも楽しい活動が盛んです!
写真は「眼走会(がんそうかい)」の様子。
このほかにも、野球大会やフットサル大会、忘年会など、医局員同士の親睦を深めるイベントがたくさんあります。

プライベートでは学生時代からの趣味のバンド活動を続けており、定禅寺ストリートジャズフェスティバルにも参加しています。教授を含め、医局の先生方や病棟のスタッフの皆さんが応援に来てくれました。

また、夏季と冬季の年2回長期休暇を取得でき、妻と共に世界各国を飛び回っています。
仕事も家族も私生活も大切にできる職場で充実した日々を送っています!