海外学会に挑戦できる環境があるということ(大島隆寛先生)

海外学会に挑戦できる環境があるということ

大学院1年目 大島 隆寛

医師5年目、眼科医3年目、そして今年度から東北大学眼科で大学院1年目として研究をスタートしました、大島隆寛です。このたび、2026年2月に香港で開催された APAO(Asia-Pacific Academy of Ophthalmology) にて、ポスター発表の機会をいただきました。

今回の経験を通して感じたのは、「海外学会に行くことが特別ではなく、自然に選択肢として存在する」という、東北大学眼科の大きな魅力です。

眼科だからこそ広がる、海外とのつながり

今回が、私にとって初めての海外学会参加でした。出発前は英語での発表や現地でのやり取りに不安もありましたが、実際に参加してみると、その不安以上に得られるものが非常に多く、充実した時間となりました。APAOはアジアを代表する大規模な眼科学会で、会場にはアジア各国から多くの研究者・臨床医が集まっていました。ポスター会場は自分の発表場所を探すのが大変なほどの規模で、眼科という分野が世界的にどれほど広がりを持っているかを実感しました。特に印象的だったのは、

  •  AIを活用した最先端の研究
  •  日本とは異なる視点での病態解釈
  • 国や医療体制の違いを背景とした臨床研究

「同じ眼科でも、こんな見方があるのか」と視野が大きく広がったことです。

学会+αの経験ができるのも海外ならでは

学会期間中は、香港の街や食文化にも触れることができました。中華料理というと油が多く味が濃い印象を持っていましたが、本場の飲茶はとても美味しく、どのお店でも新しい発見がありました。また、教授をはじめ参加メンバー全員で夕食や夜景観賞に行く機会もあり、医局では普段見られない先生方の一面を知ることができたことも、若手にとって大きな財産だったと感じています。こうした時間も含めて、「海外学会=研究発表+人とのつながり」という経験ができたことは、今後のモチベーションにもつながったと思います。

東北大学眼科だからこそ可能な海外学会経験

今回の海外学会参加を通して、改めて感じたのは東北大学眼科の研究・教育環境の手厚さです。研究テーマの設定から日常的な指導、学会参加のサポートまで、大学院生一人ひとりに対して非常に丁寧なバックアップがあります。「やってみたい」「挑戦したい」という気持ちを、きちんと形にできる環境が整っていると実感しました。

眼科研究の面白さと、大学院生活

眼は体表に近く、血管や神経を直接観察できる非常にユニークな臓器です。東北大学眼科では多くの検査が行われており、日常診療で得られる情報がそのまま研究につながる点が大きな魅力です。大学院というと「研究中心で臨床から離れる」というイメージを持たれがちですが、当教室では外来診療は継続しますし、臨床を離れることはありません。実臨床で感じた疑問を研究テーマとして深めることができます。今年度はすでに複数の学会に参加し、現在は論文化も進行中です。研究 → 発表 → 論文作成という一連の流れを若手のうちから経験できることは、大学院ならではの大きなメリットだと感じています。

これから眼科を志す研修医の先生方へ

眼は身体全体から見れば小さな臓器ですが、そこには全身の情報が凝縮されており、臨床・研究ともに非常に奥深い分野です。そして東北大学眼科には、

  •  国内にとどまらず海外へ発信できる
  • 若手の挑戦を後押ししてくれる
  • 臨床と研究の両立ができる

そんな環境があります。

「海外で発表してみたい」、「研究にも挑戦してみたい」、「視野を広げたい」そう思っている方にとって、眼科、そして東北大学眼科はとても魅力的な選択肢だと思います。

最後に、APAO参加にあたりご指導いただいた中澤教授、檜森先生、そして日頃から支えてくださっている医局の先生方に、心より感謝申し上げます。

東北大学眼科の良いところ