
教授からのごあいさつ
医学生・研修医の皆さん、このページを開いてくださってありがとうございます。
私たちの教室の最大の強みは、「自由で前向きな雰囲気」です。それぞれの個性と得意分野を尊重し、互いに刺激し合いながら成長していける環境を大切にしています。出身大学を問わず、多様な仲間が集まり、日々切磋琢磨しながら高め合っています。どんな小さな興味でも構いません。「やってみたい」という気持ちを、私は全力で後押しします。研究に没頭したい人、手術の腕を磨きたい人、海外で挑戦したい人――どんな志も歓迎します。
また、当教室では多様な働き方を応援しています。
臨床・研究・教育のバランスを自分のペースで築きたい方、育児や家庭と両立しながら専門性を高めたい方など、一人ひとりが無理なく力を発揮できる柔軟な働き方を尊重しています。ライフステージに合わせて働ける環境づくりにも力を入れています。
一方で、医師である以上、患者さんの視覚を守る責任、そして社会の一員としての誠実さと倫理観が求められます。医療はチームで支えられており、仲間やスタッフ、そして患者さんとの信頼関係が何より大切です。医師としての責任感と社会人としての自覚を持ちながら、謙虚に学び続けることを大切にして、人としても医師としても大きく成長していってほしいと願っています。
医療が大きく変わろうとしている今、若い皆さんの柔軟な発想と情熱が必要です。
「失明ゼロを目指す」という普遍の使命のもと、未来の眼科学を私たちと一緒に切り拓いていきましょう。
見学はいつでも大歓迎です。教室の雰囲気を、ぜひ自分の目で確かめに来てください。皆さんと共に新しい時代の眼科医療を築ける日を、心より楽しみにしています。
東北大学大学院医学系研究科 眼科学分野 教授 中澤 徹