カンボジア、ベトナムからの若手医師研修

カンボジア、ベトナムからの若手医師研修

研修医の皆さん、私たちの医局が、実は世界とつながる大きな窓であることをご存じでしょうか。東北大学病院眼科は、単なる日本の大学病院という枠を超え、国際交流の場として積極的に活動しています。

2026年3月にカンボジアのカルメット病院から若手医師であるRet San Hy先生とOeurn Sopanhato先生、さらにベトナムのホーチミン病院からNGUYEN QUANG DAI先生が研修のために来訪しました。彼らにとって東北大学での研修は非常に貴重な経験となり、多くの学びを得て母国に持ち帰ろうとしています。

彼らが特に驚いていたのは、私たちが日常的に目にしている診断・手術技術です。例えば、東北大学独自のOCT解析ソフトウェアや視野進行解析システムなどの高度な診断プログラム、さらに日本で普及しつつある低侵襲緑内障手術(MIGS)や教育ツールとしても優れた3Dヘッドアップサージェリーなどです。そして、「世界緑内障週間」の啓発イベントにも参加し、啓発活動の重要性を学びました。

東北大学の国際交流は、一度の研修で終わるものではありません両国の臨床データを活用した多施設共同研究や、AIを用いた診断アルゴリズムの共同開発など、研究面でも連携も検討しています。若手医師やスタッフが継続的に行き来しながら知識を共有する「オープンドア・ポリシー」によって、持続可能な国際交流の仕組みづくりも進めています。

カンボジアやベトナムの医師たちが「東北大学での経験を母国に持ち帰り、医療の発展に役立てたい」と熱く語っているように、皆さんのすぐ側には世界を変える力が溢れています。私たちの診療や研究は、国境を越えて世界の患者さんにつながっています。そんな広い視野を持ちながら、日々の研修をさらに充実したものにしていきましょう。

東北大学眼科のグローバルネットワーク