研修医の一日

新人研修医・藤岡先生の1週間

こんにちは。
新人研修医の藤岡です。
私は、平成27年東北大学卒、石巻赤十字病院で初期研修を行いました。

針谷先生の熱い勧誘を受けまして、平成29年に正式に東北大眼科に入局しました。

今回は私の研修医としての生活を少しだけご紹介したいと思います。

月曜日

網膜外来の担当日です。
最初に自分で診察して、問題点を抽出したら、必要な検査は追加します。
検査結果が揃ったら、上級医の先生にプレゼンテーションをして、方針を相談します。
何かあればすぐに上の先生に質問ができるので、しっかりと教育を受けながら、眼科1年目でも外来業務を勤めることが可能です。
専門外来は2ヶ月ごとにローテーションするので、1年かけて角膜、緑内障、ぶどう膜、神経などすべての分野を網羅できます。

火曜日

火曜日は手術室に入ります。手術の助手や外回りの準備が主な業務です。眼科は手術件数が多いので、流れを汲み取りながら円滑に手術が進行するように気を配ります。
あらかじめ豚眼で十分な研修を積み、白内障手術の手技を学びます。

下の写真は病棟での1コマです。先輩医師はいつでも優しく指導して下さるので病棟で困ったことがあっても大丈夫です。

水曜日

水曜日は日中は神経眼科外来を担当し、その後は週1回開催される医局会です。大事な連絡事項の確認や学会前の予演会、勉強になる症例のケースカンファレンス、医局員たちの目標など様々な内容があります。
時には石巻赤十字病院や気仙沼市立病院といった関連病院とネットで繋ぎながらの合同ケースカンファレンスが開催されることもあります。

木曜日

木曜日は総回診が開催されます。担当患者を教授にプレゼンテーションします。各サブスペシャリティーを持った先生方が集うので、難症例では白熱した議論が巻き起こります。教科書では得られない生きた知識が手に入る貴重な時間です。
午後は関連病院での手術の助手を行います。病院が変わると様々なやり方を学べるので、非常に勉強になります。

金曜日

金曜日は外来での処置係です。
造影剤を使った眼底写真撮影や硝子体注射前の消毒、治療用コンタクトレンズの脱着、涙液検査などいろいろな業務を行います。眼科の基本的な検査手技を先輩医師に指導されながら学ぶことができます。
また火曜から金曜の夕方からは各専門分野のカンファレンスが開催されます。実際の症例を提示されながら学ぶのことは、本を読むよりやはり記憶に残ります。

部活

眼科では病院外でも楽しく活動しております。これはランニング部の眼科トライアスロン(ランニング・サウナ・焼肉)での写真です。
そのほか、野球大会やフットサル大会などに参加して親睦を深めています。
運動は気晴らしになるのでやはりいいですね。

 


 

 

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